習慣化 / メンタル
続かない人が最初に直すべきは“やる気”じゃなく環境
「やる気が出たら始めよう」──実はこの考え方こそ、継続を遠ざけます。
本記事では、やる気に頼らず続けられる“環境デザイン”を、具体例付きで解説します。
① やる気が続かないのは“普通”
人間のモチベーションは波があります。気分ベースで行動すると、その波に毎回飲まれてしまう。プロでも「やる気ゼロの日」はあるからこそ、頼るべきは仕組みです。
「気分が上がるのを待つ」より、「気分に関係なく動ける仕組み」を先に作る。
② 続く人は“環境”を味方につけている
続く人は、意志力ではなく環境設計で自分を動かします。行くだけでスイッチが入る場所を用意することがポイント。
- 場所:ジム/自宅のトレーニングスペース/出張サポート
- 時間:週2の固定枠(例:火・金の19:00)
- 人:予約・報告先(トレーナーやコミュニティ)
③ 「やる気を出す」より「やる気を要らなくする」
やる気は“起こすもの”ではなく要らなくするもの。前日の仕込みでハードルを徹底的に下げます。
今夜からできる5つの仕込み
- ウェア・シューズ・タオルを前夜にセット
- トレの予約を先に入れる(キャンセルが手間=抑止力)
- 自宅に10分の自重メニューを貼る(スクワット・プランク等)
- スマホのホーム1枚目に「予約・記録」のショートカット
- LINEやSNSで週2報告を宣言(外部コミット)
④ 環境が変わると、行動が変わる
意志→行動ではなく、環境→行動→結果の順が現実的。まずは周辺を整えるだけで、始めるハードルが一気に下がります。
「少しだけやる」を最速で開始できる環境が、最強の継続装置。
まとめ
- やる気は波がある。頼るのは意志より環境
- 場所・時間・人を先に固定し、自動で動ける仕組みを作る
- 前夜の仕込みと外部コミットで、やる気不要に
※内容は一般的なガイドです。体調や既往歴に不安がある場合は、医療機関や専門家へご相談ください。

