停滞期を抜け出す工夫(休む勇気も含めて)
伸びないのは異常じゃない。まずは“体と生活”を整えてから、設計を微調整しよう。
TL;DR
結論:まず休む → 量 → 強度 → 頻度 → 種目の順で調整
- ① 休む勇気: 思い切って1週間オフでもOK(体も頭もリセット)
- ② 量(セット): メイン種目を±1セットだけ動かす
- ③ 強度(RPE): “あと2回いける”RPE7–8に戻す
- ④ 頻度: +1回 or -1回で回復と集中を最適化
- ⑤ 種目: 同系統内で入れ替え(押す/引く/脚は維持)
前提: 正解は一つじゃない。仕事・睡眠・食事などライフスタイルに“ハマる”調整があなたの最適解。
Reality
“それ普通です”チェック
- 3〜4週、同じ種目の重量や回数が動かない → よくある。焦らなくてOK
- 睡眠7時間未満の週が続く → 多い。まずは+30分を目標に
- 「常にダルい/やる気が出ない」 → まず休む選択から検討
“停滞=才能がない”ではありません。環境と設計を整えれば誰でもまた伸びます。
Reset
まずは休む:1週間オフ or デロード
1週間オフ(完全休養)
- 睡眠負債・関節の張り・メンタル疲労をまとめてリセット
- 不安なら軽い散歩やストレッチだけOK(汗をかかない程度)
デロード(軽め週間)
- 重量-10〜20% or セット数半分
- フォームの再確認・可動域の見直しに充てる
Adjust
再開時の調整ツール(2〜4週様子を見る)
量(ボリューム)
- メイン種目を±1セットだけ動かす(全体は1〜2セットの範囲)
強度(RPE)
- RPE7–8に収めて“あと2回いける”状態へ
- 伸ばすときは回数→重量の順(ダブルプログレッション)
レップ帯
- 6–8 ⇆ 8–10 ⇆ 10–12をローテ
- テンポ3-1-1(下ろす3秒・下1秒・上げ1秒)で刺激を変更
種目入れ替え(同パターン内)
- チェストプレス ⇆ ダンベルベンチ
- ラットプルダウン ⇆ シーテッドロウ
- レッグプレス ⇆ スプリットスクワット(スミス/マシン)
- ※初心者に難度が高い種目(例:ダンベルスクワット、フェイスプル等)は無理に入れない方針
Lifestyle
生活面の最小アップデート
- 睡眠:まずは+30分(理想は7h、現実解から)
- 栄養:トレ後30分以内のたんぱく質+炭水化物
- 水分:セット間100〜150ml+汗が多い日は電解質
完璧は不要。現実的に積み上げられる最小変更が一番効きます。
Personal Support
“あなた仕様”の突破口を一緒に作る
停滞の理由は人それぞれ。仕事の忙しさ、睡眠、フォームの癖、分割法…
分からない方には、パーソナルで丁寧に分析→設計します。まずは状況を教えてください。

